なぜ、三角形?四角形じゃだめですか?
三角形にする理由は、強度が優れているということです。四角形の強度を増すには、角を対角線でつなぎ三角形にすることが基本で、トラス構法として建築物に取り入れられています。軽量で強度の必要な、橋や屋根組に用いられるのがこの三角形なので、三角形はスペシャルな形なのです。
もう一つ、三角形にする理由は、日常、見慣れている建築物は、ほとんど、垂直線で構成されています。柱、壁などに、垂直線が林立しています。
しかし、この三角パネルで構成する空間には、垂直線がありません。垂直線のない空間は不思議な感覚を呼び起こしてくれます。いかに垂直線を頼りに行動していたか、驚かれるかもしれません。あるいは、垂直線のない空間に身を置くことで、異次元を感じ取ることができるかもしれません。その非日常空間で、新しい発想が生まれるかもしれません。それが、どのようなものか、身を置いて経験していただきたいのです。

バックミンスター・フラーは、
The tetrahedron is transformable…All of the definable structuring of Universe is tetrahedrally coordinate in rational number increments of the tetrahedron.” R. Buckminster Fuller
「正4面体が宇宙を構成する基本要素である」といっています。
正三角形が4つ合わさった正四面体から宇宙が構成されていると。三角形を基本としてパネルにしました。

▲正多面体
黄色の「正十二面体」と「正六面体」は、不安定で歪んでいますが、その他の多角形は、三角形の面をしているため安定しています。

